Tuesday, May 19, 2015

アメリカ人は性奴隷の情報戦争を理解している (American Sees the Light on the Sex Slave information battle)


May 2
 
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私へのEメール:

 

Hi Michael,

Hope all is well with you. Just came across this Politico article, and thought I'd pass it on, on the off chance you haven't seen it yet: 

やぁ、マイケル、

すべてうまく行ってるといいけど。私はさっきこのPoliticoの記事をたまたま見つけたんだけど、君がまだこれを見ていないかもしれないと思って、知らせようと思ったんだ。:

 


訳者注)タイトル:Japanese leader sidesteps apology for WWII 'comfort women'

日本のリーダー、第二次世界大戦時の慰安婦への謝罪を避ける

 

I'm very interested in your findings with the comfort-women story, given how substantially it goes against the 'accepted' narrative. As a former psyoper, I've long been interested in the history of Soviet propaganda, and more broadly how those techniques infiltrated the American left at a cultural level, along with how it has been used by other Kremlin-trained agents and their descendants. And it feels like I'm catching a pretty strong whiff of that here, with the comfort-women issue, which is absolutely fascinating. 

私は慰安婦物語での君の調査結果に非常に興味を持っている、それがどんなにすごく「今常識と思われてる」物語と違ってるかってね。かつてPSYOPPsychological operationsの略、心理的支援活動注1)をしていた者として、私はソ連のプロパガンダの歴史、もっと大雑把に言えば、どのようにそういうテクニックが文化的レベルでアメリカ人左翼に浸透していったか、同時にそれがどうやってクレムリンで訓練を受けたエージェントやその弟子たちに利用されたか、にずっと興味を持っていたんだ。そして、例の慰安婦問題を見ると、自分がPSYOPのかなり強烈な臭いを肌で掴んでいるような気がして、ものすごく魅惑的な感覚になる。

 

It's pretty startling when you can trace these techniques back to the Bolsheviks, and start seeing the forest through the trees –it's a whole cultural norm for debate and seizing power that operates on far more levels than what comes out of the right, or western democracies in general in the modern era.

君がこれらのテクニックをボルシェビキ(注2)までさかのぼることができて、木々を通して森を見始めることができたら、それはかなり衝撃的だ。-それは権利意識から出てくる概念や現代の西洋民主主義一般よりはるかに多くの段階に影響を及ぼす、討論や権力掌握への全文化的行動規範なんだ。

But the possibility that the comfort-women issue may be a wholly fabricated element of Beijing's psyop would deeply interesting, as it would also fit an element of that Kremlin-tradition pattern very well. I've been watching Russia's work intently as regards Ukraine for the last year or so, and it's simply gotten even better, but the playbook is remarkably similar to what they've been doing since even before 1917, with The Protocols of the Elders of Zion being a prime example.

でも慰安婦問題が北京が行うPSYOPによって完全に作られた要素なのかもしれないって可能性はたいへん興味深いだろう、なぜならそのクレムリンの伝統的パターンの要素に非常によく合っているようだから。私は昨年あたり、ロシアのウクライナに対するやり方を熱心に見てきたんだが、それは単純にさらに進化していて、その筋書きは「シオン賢者の議定書」(注3)(の捏造)を主な例として、彼らが1917年以前からずっとしてきたことに酷似しているよ。

These techniques and habits of thought-process in how targets are isolated and discredited are in evidence anywhere you find a history of Soviet support: everywhere from Saul Alinsky, to Arab terrorists of the 20th century, to Beijing. Also, you may find a google search of the Tanaka Memorial to be interesting - it seems to fit part of this same pattern, and may, at least tangentially, relate to your research. 

どのようにすればターゲットを孤立させ信用されなくできるか、これを考える時の思考プロセスにおけるこれらのテクニックや習慣は、ソ連支持者の歴史を探し出すとはっきりとどこにでも存在するんだ。:ソウル・アリンスキー(注4)から20世紀のアラブ・テロリストや北京まですべての場所に。君が田中上奏文(注5)をGoogle検索してみても面白いかもしれない。-それはこの同じパターンの一部と符号するようだし、少なくともちょっと触れるくらいには、君の研究に関係があるんじゃないかな。

 

I remain a bit confused as to where the line is on what the Japanese actually did or did not do regarding brothels and comfort women, but have enjoyed your posts on the issue. On that note, that's actually a key signature of Kremlin-tradition psyop: they're not out to necessarily 'win' an argument in most cases.

私は、日本人が売春宿と慰安婦に関して実際に何をしたか何をしなかったかについて、どこに境界線があるかまだ少し混乱したままだけど、その問題についての君の記事をずっと楽しんで読んできたよ。あの文書において、これこそが実際にクレムリン伝統のPSYOPを見分ける符号だよ。:彼らはほとんどの場合必ずしも議論に「勝とう」としないってこと。

When they put out psyop, in addition to almost always being strategically integrated, it's generally kind of an indirect, shiatsu type of approach, where the strategic intent is to weaken their opponent by diminishing its support, and isolating it.

彼らがPSYOPを発令するときは、ほとんどいつも戦略的に(いろんな方法が)融合されてることに加えて、それは一般的に一種の間接的で要所に力を集中するアプローチなんだ。これには支援(国)を減らして孤立させることにより、相手国を弱体化する戦略的な意図がある。

They do this primarily by attacking the credibility upon which its authority rests, especially its moral authority. When they target individuals, they put out psyop that makes the person radioactive for the social status of those in his circles - they willingly distance themselves from the target for fear of being associated with a sexual degenerate, or foreign agent, or fifth column infiltrator, or whatever. 

主に相手国の権力、特に道徳的な権威が拠って立つ信頼性を攻撃することによって、彼らはこれを実行するんだ。彼らが個々人を対象とするときは、彼らはその個々人の属する団体の中の人々の社会的地位に害を与えるようにしむけるようなPSYOPを実行する。-それらの人々は、性的変質者や外国のエージェントや敵に通じている潜入者か何かと関わるのを恐れて、自らその個々人から離れていく。

 

When they target a foreign state for this treatment, they often create these same kinds of situations in the minds of key influencers (playwrights, journalists, academics, celebrities, diplomats, etc), and in broad audiences, both internal to the target country and in other countries.

彼らが外国を対象にこの工作を仕掛けるとき、彼らは鍵となる影響力のある人物(脚本家、ジャーナリスト、研究者、有名人、外交官、など)自身の心の中とその幅広い視聴者の中に、対象国の内でも外でもこれらの同種の状況を作りだすんだ。

They specifically seek to create impressions against the target state of moral degeneracy, being part of an unjust grand plot, having a pattern and history of moral crimes, etc. And the key thing is, to do this, they don't need to 'win' any given argument or issue - as long as they can isolate their target from support, they win.

彼らは対象国に対して道徳の低下の印象を明確に作ろうとする。これは不当で壮大な策略であり、道徳犯罪のパターンや歴史を持ってたりする。鍵となることはこれを実行するにおいて与えられた議論や問題で「勝つ」必要は無いってことなんだ。-対象国を支援(国)から孤立させることができる限り、彼らの勝利となるんだ。

And a key goal in accomplishing that is simply to create confusion as to what the 'real truth' actually is, at least in the beginning. Just get those pieces of potential resistance off the chessboard, by causing them to question what they 'know', and simply just back away from the conflict with a type of "Well, I just don't know what to think anymore" type of response.

そして、それを達成するための鍵となるゴールは、単に、少なくとも始めは、『本当の真実』が実際に何であるかについて、混乱を生じさせることなんだ。(彼らは)ちょうど、あの種の潜在的抵抗をチェス盤から取り去ったり、対象国の人々に自身が『知っている』ことについて疑わせることにより、一種の「もういい、まったく私は何を考えるべきか、もう分からない」というような反応でもって闘争から後退させる。

The brass ring is to create an impression so widely held, that for someone to even question the narrative or 'evidence' causes them to be accused of supporting that degeneracy/immorality, etc - dissenters and questioners essentially submit themselves to that same social isolation. And often the economic isolation that comes with it. 

それが成功するととても広く共有される印象を創り出すから、誰かが物語や『証拠』について質問するだけで、変質や不道徳などのかどで非難されるような状況をもたらすんだ。-反対派や質問者はあれと同じ社会的な孤立を本質的に甘受することになる。そしてしばしば、経済的孤立もそれとともに来るんだ。

Practitioners of this Kremlin-tradition of psyop will often seek to gin up arguments or situations entirely to create more confusion on a specific issue, and advance the general impression that their target is, at a minimum, simply not respectable, and at best, to create a sense of profound injustice and threat so that these audiences actively begin to resist and work against their target.

PSPOPのこのクレムリンの伝統を実践する者はしばしば論争や状況を作ろうとする。もっぱら特定の問題でより多くの混乱を生むためであり、少なくとも彼らのターゲットが単に尊敬できる人物ではないという一般的な印象を広げるためであり、できることならこれらの人々が彼らのターゲットに活発に抵抗したり逆らったりするような重大な不正や脅しを作りだすためだ。

It's what they've been doing against Ukraine ("fascists" "rapists" and "racists"), and it's the same thing they've been doing in the US for decades, on things as wide ranging as race relations and seeking to fundamentally transform Americans' impressions of the Founding Fathers, and the entire moral underpinning of our Constitution.

それはまさに彼らがウクライナに対して「ファシスト」「強姦者」「人種差別主義者」などと呼んで実行してきたことで、それはこの何十年もの間アメリカ国内でしてきたことでもある。人種問題と同じだけ広範で、〈建国者たちへのアメリカ人の印象〉や〈私たちのアメリカ憲法の全面的な道徳的拠り所〉を根本からすっかり変えてしまおうとするような行為が基にある。

And their time horizon for this stuff is often generations - you can trace it in the US from Alinsky to the Weather Underground, to members of the Weather Underground actively getting PhDs in Education to directly alter American culture through the school system (Lenin: "Give me four years to teach the children and the seed I have sown will never be uprooted"). 

そして、この事柄に対する彼らの計画対象期間はしばしば数世代またがっている-アリンスキーからウェザーアンダーグラウンド(アメリカの急進左派組織注6)や〈学校システム(レーニン:「子供たちを4年教えさせてください、そうすれば私がまいた種は決して無くならない」)を通じて直接アメリカ文化を変えようとするために教育界で活発に学術博士号(phDs)を取っているウェザーアンダーグラウンドのメンバー〉まで、君はアメリカでそれを追跡調査するとよいだろう。

So what China is doing broadly speaking against Japan with Chinese audiences absolutely fits this pattern - but if the comfort-women issue has been being used in foreign audiences for decades as part of a strategically integrated psyop campaign to isolate Japan, to the point of getting the story planted in foreign textbooks, that would be pretty damn interesting indeed. 

だから中国が中国の人々と一緒になって日本に対して広く宣伝していることは、完全にこのパターンに合致する。-しかしもし慰安婦問題が数十年間ずっと外国の人々の間で日本を孤立させるための戦略的に完全なPSYOP作戦の一部として使われてきたなら、その物語を外国の教科書の中に記述させるという点に至るまで、それは本当にとても興味深い。

All the best,

ご機嫌よう。

 

訳者注

1)PSYOP(Psychological Operations)心理的支援活動



2)ボルシェビキ


 
3)シオン賢者の議定書


 
4)ソウル・アリンスキー


 
5)田中上奏文


6)Weather Underground


 

Translator: Hideyuki Matsui

訳者:松井秀幸

 


意義が高い・確度が高いと思われる日本語のコメントは、翻訳者が選択・要約してマイケルヨン氏にメール致します。 できるだけソースをお願いします。 マイケルヨン氏に直接お伝えになりたい方は、英文でコメントをお書きくださればと思います。 この場合は、タイトルを分かりやすく書いてくださればと思います。 リベラル系の皆様のコメントも歓迎致します。 思想の左右を問わず、誹謗中傷が含まれるコメント、重大な嘘が含まれるコメントは削除致しますので、悪しからずご了承ください。 皆様のコメントと、活発な議論をお待ちしております。 (訳者より)

 

5 comments:

松井秀幸(翻訳者) said...

死にました。

MM said...

松井さま、

早速の翻訳、ありがとうございました。調べ物が多く大変だったと思います。ご苦労様でした。

上記コメント1は「疲れた」と言う意味ですか、ネット用語?

松井秀幸 said...

翻訳に苦労して疲れたので死んでしまいそうだったということです。もちろん冗談ですよ。

johnniewhite said...

今回の翻訳は特に大変だったろうと思いました。ご苦労様でした。でも、このメールの書き手さんは大局を見据え、実に凄い睨みをきかせた見方ができる方なんですね。中共の指導者や工作員にとっては痛いところをつかれたでしょう。自分にとっても、目から鱗でした。

Anonymous said...

日本の歴史学界への浸透は見事です。要するに火元はまた日本。
「187人声明」は、"反日"でも"反韓"でもない - 東洋経済オンライン
http://toyokeizai.net/articles/-/69930?
> ダデン: [...]今回の声明は、大勢の欧米人がアジアの人々に対し、すべきことを諭しているかのような印象を与える可能性があることは気づいていました。しかし、私たちは昨年末に日本の歴史学研究会が発表した声明の影響を受けていました。歴史学研究会の声明は、安倍政権の「慰安婦」問題に対する姿勢を強く批判する内容でした。

歴史学研究会:声明 政府首脳と一部マスメディアによる日本軍「慰安婦」問題についての不当な見解を批判する
http://rekiken.jp/appeals/appeal20141015.html

※ ご愁傷さまです↓。効果的とは思えませんが。
> 彼女のメールの受信トレーはメッセージで一杯になり、その多くが敵意に満ちたものです。

The penetration into historical academic society of Japan is awesome. After all, the fire origin of the below is Japan, too.
Anatomy of the Open Letter - Toyo Keizai Online
http://toyokeizai.net/articles/-/69928

> DUDDEN: We are cognizant that the Letter might come across as a bunch of westerners telling Asians what to do. But we were influenced by the statement issued late last year by the Historical Science Society of Japan (Rekishigaku kenkyukai) that was sharply critical of the Abe administration’s stance toward the comfort women issue.

Historical Science Society of Japan: Public Statement: A Critique of the Japanese Government's Stance on the Wartime "Comfort Women" Issue and Its Coverage in the Media
http://rekiken.jp/english/appeals/appeal_20141205.html