Thursday, May 28, 2015

谷山雄二朗氏の映画のレビュー:スコッツボロガールズ

私がなぜ、この映画が米国人には受け入れられないだろうと信じているのか、沢山の人たちが聞いてくる。理由は山ほどある。数ヶ月前にこの映画を東京で見た。酷く後味が悪かったが我々のチームはその映画について話し合った。

今、映画のコピーは持ってないので米国のある教授に1部送るようお願いした。一週間ほど前にタイの私のオフィスに送付してくれたようだ。

私は谷山氏に映画について忠告し、最後には警告した。この時点で明らかになったことは、もしも谷山氏がこの映画を持ってアメリカに行き、さらに事を推し進めるのならば、もはや彼の仕事をサポートすることはできないということだ。我々は東京で会い、彼はタイの私のオフィスを2度訪れた。

我々(日本人と米国人)は、文化を互いに翻訳するときに大きな障害に出くわす。私は東京で、高名で尊敬すべき櫻井よしこ女史にこのことを伝えた。考えてみると女史に対しての私の前の言葉は乱暴であった。彼女は非常に聡明で正しいことをしようとしている。ただ1点、この映画をサポートするということは、我々自身を傷つけるだけだ。

谷山氏は英語が非常にうまい、しかしアメリカ人のことをまったくわかっていない。日本での彼のフィルムに対しての肯定的な評判のおかげで、彼はアメリカのセントラルワシントン大学(CWU)で話すために招かれることになった。そんなことする前に私の知っているある人物に頼んで編集するよう彼に何度もメールで忠告した。またアメリカ人の聴衆の前で”絶対に”悪態をつくなとも忠告した。

あるとき戦闘中にビデオから悪態をつく声が聞こえてきた。これはその場のアメリカ人たちを怒らせた。 — この戦闘で、私の近くで我々の兵士の一人が苦痛のあまり悲鳴をあげながら死ぬのを待っていた、まさにそときだった。アメリカ人の聴衆は映画だったら鼻持ちならぬ言葉でもオーケーだが — しかしアカデミックな研究教育環境ではNGだ、どこであっても我々の兵士がまさに死のうとしているときは私だってがまんならない。(私は本当に腹が立った。何かわからないが状況が悪化し、彼は死にかけていた。そして死んだ。)

谷山氏のCWUでの講演がきっかけで、アルジャジーラが日本人のスポークスマンを探しているので誰か紹介して欲しいと私にコンタクトしてきた。私はこの件を良く知る教授、例えば秦博士、目良博士、藤岡博士がぴったりだろうと思った。ジャジーラには彼らを推薦した。しかしジャジーラからのメールでは谷山氏を選んだとのことだった。

私はジャジーラに警告した、谷山氏を選ぶなと。私は、以前、櫻井よしこ女史にもジャジーラのインタビューを受けてみませんかとメールを送ったことがあるが、彼女からは何の返事ももらっていない。

ジャジーラに言った。私がインタビューを受けても良いと。しかし彼らは谷山氏を選んだのだ。この件については藤岡博士、目良博士、秦博士、櫻井女史の誰かがインタビューの対象として選ばれるべきだった。最後の選択肢として私でもよかった。

我々の問題は英語 — 日本語の言語間の翻訳にあるのではない。文化の相互理解にある。互いの文化を「翻訳」し理解し合うためにもっと多くの日本人--アメリカ人、アメリカ人--日本人が必要だ。

タイの私のオフィスにその映画がついたら、その3時間5分のフィルム(あぁ、まさにとんでもなく長時間だ — これがたとえブルース・ウィリスの映画だったとしてもだれも見ないだろう)を見てから、いくつかの文化の違いに関する情報も交えてレビューを書こうとおもう。


Translator: ソメイヨシノ



Review of Yujiro Taniyama's film: Scottsboro Girls

Many people have asked why I believe Americans will reject this film. There are many reasons. I watched it months ago in Tokyo, and our team discussed it with high distaste.
I do not have a copy of the film here, so I asked a University Professor in the United States to send a copy, which apparently was mailed about a week ago to me in Thailand.
I cautioned and finally warned Taniyama about his film, and finally was clear that if he goes forward with this in America I can no longer support his work. We met in Tokyo and he visited me twice in Thailand.
We (Japanese and Americans) are having great difficulty with cultural translations. I mentioned this to the honorable and respected Yoshiko Sakurai in Tokyo. My earlier words about her are too harsh, on reflection. She is very smart and trying to do the right thing, but supporting this film will only hurt us. 
Taniyama's English is very good but his understanding of Americans is low. The positive review of his film in Japan caused him to be invited to CWU to speak in America. I warned him in writing numerous times to edit using a person known to me before doing this, and NEVER curse in front of an American audience. (Among other things.) 
One time when I was in combat I can be heard saying a curse word on video. This upset some Americans -- and it was combat and one of our Soldiers was screaming and dying near me. American audiences can be okay with curse words in movies -- but not in academic situations, and some where not even okay with me cursing when our man was dying. (I was really upset due to something that was going wrong and he was dying and then he died.)
Taniyama's invitation to CWU lead to al Jazeera contacting me for help to find a Japanese spokesperson. I thought one of the Professors would be excellent, like Dr. Hata, Dr. Mera, or Dr. Fujioka. I recommended them, but then got an email from Jazeera that they were taking Tamiyama. 
I cautioned Jazeera not to do this. I had also asked earlier via email to Yoshiko Sakurai to do the Jazeera interview but I got no response from Yoshiko. 
I said to Jazeera that I would do the interview. They took Tamiyama. We needed someone like Fujioka, Mera, Hata, or Sakurai and as a last choice I could have done it.
Our problem is not English-Japanese language translation, but cultural translation. We need more Japanese-Americans and American-Japanese to help us translate culturally. 
When the copy of the film arrives in Thailand, I will watch those 3 hours and 5 minutes (yes, it really is that long -- people will not even watch Bruce Willis that long) and make a review with some cultural information.
Michael

212 comments:

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Anonymous said...

Moguro Fukuoさん


>今年から来年にかけて、日本人はこの二つのテーマで喧嘩をやるのですよ。
>アメ公とも喧嘩をやるわけ。終わりのない戦い、かもしれないけどね。

アメリカ相手に喧嘩するんですか?誰が、何処で、どのように??
いや…そもそも、なぜアメリカと喧嘩する必要があるんでしょうか?
「日本を理解してくれない」からですか?
「韓国を優遇し、日本を冷遇する」からですか?


今年、アメリカのシャーマン国務次官補の「日韓歴史問題は韓国にも責任がある」
との趣旨の発言後、韓国社会は失望感から反米風潮が蔓延し、
アメリカ大使が暴漢に刺される最悪の事態を招きました。
暴漢は「アメリカと喧嘩」のつもりだったのでしょう。
彼らのような、まるで惚れた女性にふられて逆恨み、ストーカー行為に
及ぶようなリアクションからは、何も利益は得られないですよね。


最近になって、アメリカ民主党政権は明らかに日本に理解を示しています。
安倍首相の演説も絶賛されていましたね。僕も優れた内容だったと思います。
北米で生活を続ける日本人にも、あの演説は大きなバックアップになっている筈です。

アメリカ政府も「人身売買」とは言っているが「性奴隷」とは言っていない。
アメリカの歴史学者100名以上が連名で発表した声明にも「性奴隷」の表記はありません。
その上、声明では「韓国は慰安婦問題を民族主義に悪用している」とも言っている。
現政権(共和党政権になるとより理解は深まるでしょう)や歴史学会の重鎮達が、
暴走を続けるアメリカでの慰安婦問題に対し、強力なブレーキを掛けてくれたと思います。

そんなアメリカと喧嘩をする意味が、僕にはまったく分からないですね…。




僕なりに、アメリカでの谷山氏の公演を戦争に例えると、

アメリカ(英字文化)の最前線で戦う日本人兵士は、
現地人(michal)と協力して敵と対峙していた。

膠着状態の戦況を打開しようと、指令本部に援軍を要請していたところ
「新型爆弾を積んだ爆撃機を送る」との事。
現地人協力者から「敵陣近くには民間人も沢山居る。ピンポイントに爆撃しないと
自軍や現地民間人にも被害が及ぶ」との指摘。
爆撃の責任者(谷山氏)には爆撃地点について入念なデータが送られた。

爆撃当日、飛んできた爆撃機は最前線エリアをなぜかじゅうたん爆撃。
TV映像では、大きな火柱があがり煙が立ち上る。視聴者は「やったー」「万歳~」

が、最前線から指令本部に入った無線は、
「敵に被害は出ているようだが、自軍は被害大」「民間人エリアにも被弾したもよう」
爆撃の責任者は「敵に甚大な被害を与えた」と戦果を誇った。

現在、自軍は爆撃による被害からの回復に追われ、現地人からの厳しい目にも晒されている。
現地人協力者も、最前線から去ることを考え始めている。
指令本部(櫻井氏)は爆撃作戦に関しての評価を未だ表明していない…。


こんな感じでしょうか。



Jun

Moguro Fukuzo said...


ということで、私は私なりに、マグロウヒル社教科書対策に、こんなページを作っています。時間のある方は、見てやってください。私は一介の民間の研究人なので、大学の先生のように、お行儀を良くする必要はない。これなんかも、考えようによっては挑発的なんですがね。

McGraw-Hill Textbook Hoaxes
http://www.howitzer.jp/korea/page43.html

Moguro Fukuzo said...

>そんなアメリカと喧嘩をする意味が、僕にはまったく分からないですね…。

わからんでいいから、黙って見てな。

Anonymous said...

> そのことをヨン氏が理解できない限り平行線だと思います。

ふむ。日本人は怒っている。で、日本人のために(だけとは言わないが)忠告してくれる友人を十字架に貼り付け、アメリカの罪を一身に背負わせようという訳だ。ワカランちんのアメリカ人は黙っとけと。

米兵の罪に話が及ぶのを恐れてるとかいう単純かつ自らの浅はかさを証明してるかのような見立ての方がまだマシだ。管理人様、ヨンさまにお伝えください。だってボクちゃんこんなにお利口にしてたんだよ。アタマなでなでしてもらいたいんでちゅよ。

余り感情の話に持っててもね。アメリカにおける情報戦の戦術の話しでしょ。

Anonymous said...

>更にネットの普及によって、こと慰安婦の問題だけでなく戦中戦後の不当な日本貶めの数え切れないほどの事柄について知ったために、ものすごい怒りが積み上がっていることをヨン氏は理解していない。

このAnonymous sangaさんに同意。

そうなんだよね。戦後に日本、日本人が外国から受けてきたのはまさに迫害・差別・軽蔑といっても過言ではないものなんだよね。終戦時の玉音放送で昭和天皇が仰られた「耐えがたきを耐え忍びがたきを忍び・・・」をまさに日本国民は実践してきた。70年たった今では多くの国と和解して協力的な関係も築いているし、その現状を多くの外国人が祝福してくれてもいる。にも関わらず戦時中にあった事実を歴史歪曲して政治的カードとして利用する中韓のような犯罪国家もいる。

そんでその犯罪国家に、自らの保身のために、または無知のために協力しちゃってたのが残念ながら今までのアメリカなんだよね。ヨンさんや擁護してる人たちの穏便に事を進めようという姿勢も当然理解できるけど、上記のような背景から、谷山さんの歯に衣を着せず事実を突きつけるスタイルが支持されるのも当然で、そんな両者が対立したらでかい衝突になるのが目に見えてる。だからヨンさんが今回慰安婦問題から手を引くかもというのは懸命な判断だと評価できるね。谷山さんを野放しにしたところでそんなに今は影響力はないし、やりすぎたら今支持している人も当然批難する側に回る柔軟性くらい備えてるだろうし、そこまで心配する必要もないと思う。

最近、記事も出ないしレビューも出てないみたいだけど、このままフェードアウトがいいんじゃないかな

Anonymous said...

あとね、安倍政権以前は、そんなアメリカの立場や国際世論に配慮して迎合してたけど、中国の野心的な台頭という脅威を前にして、日本も従来の姿勢では抵抗できないと判断した安倍政権が仕掛けたのがナショナリズムの高騰という有事に備えた当たり前の手段。そのような状況では国民も強くなることを求められており、まだまだ少ないと思うけど、それに呼応した人たちがいて、その人たちにとっては谷山さんの姿勢はまさにこうあるべきという姿に映ったというのが、以前に保守速報で谷山さん関連の記事コメントでもうかがえた。そういった強くなろうとする日本人を鼓舞する側面があった事も谷山さんを批判している人には評価してもらいたい。

ヨンさんも言っているように敵は中国であり、中国とは歴史戦だけでなく軍事・経済・政治とあらゆる面で対立しているけど、慰安婦問題はその中の小さな一コマでしかなく、谷山さんへの懸念も小さな話でしかないという大局観でモノを見ることを皆さんにもオススメします。

MM said...

>目的が同じであり皆、真実を言っているのだから、その手法・アプローチについてはそれぞれのやり方であって良いと思います。これが「多面的」の意味です。これは、テキサス親父、在特会にも言えることです。

もちろん谷山氏には自分の主張を好きな形で表現する権利があります。ネットでやるなら誰も文句は言いません。要は、日本が米国に真実を知ってもらおうと初めて米国で行ったイベントの一環として使うのには不適切な手法だということです。なぜなら、米国人に日本の主張を理解してもらうことが目的だからです。対象相手を不快させ、会場から立ち去らせるなら何のためのイベントでしょう。CWUでの上映はテキサス親父や在特会とは立場が違います。ヨン氏はそのあたりを危惧していたのでしょう。

今回のことをきっかけに米国へ怒りをぶつける人がいますが、アメリカの現実も考えるべきだと思います。「アメリカが慰安婦決議案を出した」「慰安婦像設置を認めている」「米国教科書に日本を貶める記述がある」etc.

・決議案121号は下院議員435人中168人が署名、採決に出席したのはたった10名で反対表明がないので「満場一致で可決」。マイクホンダや数名を除けば単に「これは人権問題」と言われ、反対しにくいから署名した人もいます。決議案は法的拘束力もないし、採決されてもブッシュ政権はこれに同調しませんでした。そして、アメリカでは一般人は慰安婦問題など知らないし興味もないのが現実です。

・マクロウビルの教科書は多くの教材の中の一つで、全米の教科書に記載があるわけではないです。この教科書は江戸時代の地図に日本海を「東海」と表記してるそうです。どの国のロビー活動の結果か想像できますね。

・慰安婦像が建てられたのは中韓コミュニティが勢力を持つ地域だけです。彼らは票の力を使って議員たちを動かしているのです。

この3つをみただけでも、陰で動いているのは中韓であるのが明白です。それを「アメリカが~」と米国を一まとめにして批判するのは間違いだと思います。米国は地域の力が強くall politics is local と言われてます。”政治家の成功は、選挙区民の抱える問題を理解しそれに影響を及ぼす能力に直結している”
"All politics is local" .... a politician's success is directly tied to the person's ability to understand and influence the issues of their constituents
http://en.wikipedia.org/wiki/All_politics_is_local

Anonymous said...

Moguro Fukuzoさん


>>そんなアメリカと喧嘩をする意味が、僕にはまったく分からないですね…。

>わからんでいいから、黙って見てな。



いや~是非「アメリカと喧嘩する」理由を、Moguro Fukuzoさんにご教示頂きたいですね。


私見ですが、北米で長年続く韓国の反日運動は、彼らの怒りと名誉欲で歯止めが効かなくなっているかと。
基地村慰安婦問題がアメリカで表面化すれば、各地に建つ慰安婦像は、
多くのアメリカ人にも厄介な「戦時下女性の人権」の象徴になりかねない。
その時に、非難の矛先は民族主義に突き進んだ在米韓国人に向くでしょう。

超大国アメリカは、海外からしばしば非難の対象になります。
ですから、立場を変えて慰安婦問題での日本の置かれている立場を
実は「本音」では理解している人が多いと思うんですよ。
が「女性の人権」の「建前」の前では、彼らは慎重にならざるを得ない。

アメリカに喧嘩を売る事は、それこそ韓国の後ろに隠れている大国(?)の思う壺かと。


Jun

sanga said...

Anonymous said... June 4, 2015 at 10:08 PMさん、

“アタマなでなでしてもらいたいんでちゅよ。”そんな必要はありません。

“ワカランちんのアメリカ人は黙っとけと。” については以下の通りです。

私は、要は、ヨン氏がこの問題を扱う事についてどれくらい覚悟があるのか(あったのか)懐疑的に思っているのです。
前回も書いたように「俺のペンは金では買えない」主義でいくならアメリカも他の国もとうてい無傷では済まない。
少なくとも、日本人である私からの見方は、彼はどこまで行けるのか?ということです。

外国人、特に、ヨン氏の様な著名なアメリカ人がこの問題を扱ってくれることは本当にとても有り難いことですが、
この問題は日本人にとって彼が思うよりかなり大きく深く広い。
そこの認識に大きな相違があり、相違は今まで起きてきた事に対する数々の怒りも加わって構成されている事をヨン氏はあまりわかっていないのでは、と云いたいのです。
だからこそ彼にとって、大人しく比較的理性的で滅多に声も荒げない大多数の日本人の中に、少なからぬ数の“谷山動画も否定は出来ない”、或いは“支持する”と主張する日本人がいるのは、まるで狐につままれたように信じがたい現象でしょう。
ヨン氏のアドバイスは理解した、尤もだ、と云いながらも谷山支持を止めない・・・・何故だ?

この溝は彼がアメリカ人であり私が日本人である限りなかなか埋めがたい。
しかし私はその理解をヨン氏に強要も出来ないし、彼がそれを受け入れることもかなり難しいだろうと思っているので、このままでは平行線だと感じるのです。
また、こんなごたごたを続けていては正に敵の思うつぼというどなたかのご意見も尤もですし。

そしてさらに私は、“余計なお世話”の心配もしてしまいます。
あくまでも仮にですが、この先、彼が今後の調査などで多くの事を知り、「日本人が概ね満足できる程度の公平さに徹して」それらアメリカや他国の恥部も公平に判断し、いわば普遍的な問題として書くことができたとしましょう。
すると、それは同時に今ヨン氏を支持する多くの、主に英語を話す人々の支持を失うことになるやもしれない。
日本に圧倒的不利な現状からいえば、いわば「全方位敵に回して」しまい、よもやヨン氏の記者生命に係る事態まで行きやしないか、と。
ええ、余計なお世話です。が、杞憂ですか。

もとより、ヨン氏はアメリカ人であり、どこまで行こうが、行けようが、日本や日本人に対してそんなリスクを負う必要も義務も義理も当然ながらまったく無いのは云うまでもありません。

ですから、ヨン氏にいったん引いて、この問題を調査して書くと云う事がどういうことか、彼にとっての範囲も限度も再考していただいた方が良いのでは、と思う訳です。


>アメリカにおける情報戦の戦術の話しでしょ。
ええ、つまるところはその通りです。
ですが、ヨン氏、谷山氏、桜井氏と違い、ここの読者はたまたまランダムに集まった人たちであり、そもそも戦術を決める前の相互理解も意志統一もなく目標の程度も異なる状況なので、各論が乱発するのは必然だと思います。

ですから、 Anonymous said... June 4, 2015 at 10:08 PMさん、
反論にも理があると思えば賛同できますので、“でちゅよ” などと幼児語で揶揄せずにちゃんとした文で反論して下さい。

Anonymous said...

A Spanish man is saying that the real victor of Pacific War was the ...Imperial Japan because the purpose of opening war had been achieved by Imperial Japanese Army. The purpose was liberating Asia from colonialism.

https://www.youtube.com/watch?v=9ivGA70R6S8

falcon3 said...

sangaさん

>私は、要は、ヨン氏がこの問題を扱う事についてどれくらい覚悟があるのか(あったのか)懐疑的に思っているのです。
>前回も書いたように「俺のペンは金では買えない」主義でいくならアメリカも他の国もとうてい無傷では済まない。
>少なくとも、日本人である私からの見方は、彼はどこまで行けるのか?ということです。

私も似たことを考えていました。
そして思ったことは、
彼の行動原理の一番大きい物は「ジャーナリズム」です。(おそらくですが「アメリカのため」よりもわずかに大きいのでしょう)
決して「日本のため」ではないです。sangaさんのお考えのとおりです。
しいて言うならば「結果として日本のためになる/なった」です。

翻って我々日本に住む日本人にとっての一番は「日本のため/日本人のため」です。
同様に言うならば、「結果として世界の(アジアの)ためになる/なった」でしょう。
ここを意図せずごちゃまぜにしてしまっている日本人が多いのではないか、という結論に至っています。


彼に「日本人のために活動してくれ」と望むのは、望むほうが間違っています。
「日本人と同じ感じ方をしてくれ」と望むのも同様です。
お金を払っても無理です。一番が「ジャーナリズム」の彼がヒモ付きのお金を受け取らないことは、ご自身でも書いているとおりです。

しかしながら悲観する必要はありません。我々にとって非常にありがたいことがあるからです。
それは慰安婦問題に関する敵側の主張がまったくのデタラメであることです。
これは非常に強力な武器です。
ですので、それを掲げている限り負けはありません。

とはいえ敵もこの敵自身の弱点を把握していますし、こちら側の弱点も把握しています。
こちら側の弱点とは海外での啓蒙活動です。
ですから敵は先手を打ってこちらの弱点を攻めてきました。その結果が各国にある慰安婦像であり、アメリカの教科書の記述です。

「これまでおとなしくやってきたが、その結果が慰安婦像だ。であればこれからは激しく行くべきだ」
という意見がありますが、そうではありません。それは小学生のような短絡的思考です。
これまでおとなしくやってきたのではなく、これはまではほぼ何もしていない/できていないのです。

ですから、きちんと活動するためにヨンさんなどに代弁してもらえばよいのです。
そのためには米国の問題点に目をつぶってもよいのです。トッププライオリティーはは慰安婦問題だからです。
米国人を不快にさせる必要性はまったくありません。
逆にそういうことをする人は間者認定されてもおかしくありません。

敵は何年も先行していますので、こちらとしては一人でも多くの味方が必要です。
また「日本人よ、何十年もアチラ側のおかしな言い分に耐えてきたんだね。大変だったね」と思ってもらうのも、全てが終わった後でよいのです。
まずは「アチラ側の主張はおかしい」と一人でも多くの人に判断してもらうようにすることが先決です。

私が思うに、谷山さんなどは「大変だったね」と思ってもらうことを目指してるんだろうな、と感じます。
それをいきなり求めるのは無理です。理由は↑で書いたとおりです。

sanga said...

Falcon3さん、

ヨン氏の慰安婦に関する活動=「結果として日本のためになる/なった」です。
日本人にとっての慰安婦問題=「日本のため/日本人のため」です。

はい、仰るとおりですね。
簡潔なまとめ有難うございます。

この問題を解決したいと、今まで個々で個人や団体を応援したり寄付したり情報拡散や署名したりといった活動をしている日本人は多く、また鈍い歩みながらも確実に増えていると思います。
そんな中の単なる一個人の私としては出来れば、所謂“総司令部”みたいなものがあれば、と思いますが、いずれにしても一人一人根気よく活動を続けて行くことが肝要だなと再認識しています。

それから、谷山氏映画本編視聴しました。
以前何名かの方が書かれている感想に概ね同意です。
FPさん http://michaelyonjp.blogspot.jp/2015/05/japan-scottsboro-girls-do-not-promote_20.html
Anonymousさん http://michaelyonjp.blogspot.jp/2015/05/blog-post_26.html
谷山氏手法について私はどちらかというと、問題はあるが全否定ではない、のですが、
余計なしゃべり、容姿や名前のおちゃらかし、余計な話題、俗語、などが良いところを相殺している気がしました。
再編集してほしいですが、これは谷山氏次第ですのでいかんともしがたい。

私の外国人の友人には見せないと思います。
日本人であれば人によっては一緒に見ると思います。
(慰安婦問題と背景が概ね理解できる必要があるという意味です。)

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